投資を始められない人は多い。
前回の記事ではその理由について書きました。
失敗したくない。
損したくない。
もっと勉強してから始めたい。
そんな心理が行動を止めてしまうことがあります。
しかし実は、
投資の世界にはもう一つ大きな壁があります。
それは、
「続けること」
です。
投資を始める人は増えています。
新NISAの影響もあり、
証券口座を開設する人も増えています。
しかし、
10年後も投資を続けている人はそれほど多くありません。
なぜでしょうか。
それは投資が思っている以上に退屈だからです。
始めた直後が一番楽しい
投資を始めたばかりの頃は楽しいものです。
証券口座を開く。
銘柄を調べる。
投資信託を選ぶ。
配当株を探す。
YouTubeを見る。
SNSを見る。
毎日が新鮮です。
資産が1万円増えた。
配当金が入った。
含み益が出た。
そんな小さな出来事でも嬉しい。
しかし数か月経つと状況が変わります。
現実は地味な作業の繰り返し
積立投資の本質は、
毎月同じことを続けることです。
今月も積立。
来月も積立。
再来月も積立。
やることはほとんど変わりません。
だから退屈です。
SNSで見るような
「1か月で資産倍増」
みたいなことは基本的に起きません。
むしろ長期投資は、
何も起きない時間の方が圧倒的に長いのです。
最初の暴落でやめたくなる
投資を始めてしばらくすると、
多くの人が初めての下落を経験します。
昨日までプラスだった資産が減る。
積み上げた利益が消える。
評価額がマイナスになる。
すると不安になります。
本当に大丈夫なのか。
続けて意味があるのか。
現金の方が良かったのではないか。
こうして積立をやめてしまう人も少なくありません。
実は成功者も同じ経験をしている
ここで知っておきたいことがあります。
長期投資で成功している人も、
最初からメンタルが強かったわけではありません。
暴落は怖い。
含み損は嫌だ。
資産が減るのは不安。
感じていることは同じです。
違うのは、
それでも続けたこと。
それだけです。
投資は才能より習慣
投資というと、
知識勝負に見えます。
どの銘柄を選ぶか。
どのETFを買うか。
どのタイミングで買うか。
もちろん重要です。
しかし長期で見ると、
最も大切なのは習慣です。
毎月積み立てる。
暴落でも続ける。
相場に振り回されない。
これを何年も続けられる人が強い。
配当金が継続の力になる
高配当株投資をしている人がよく言うことがあります。
配当金がモチベーションになる。
これは本当にその通りです。
株価は下がることがあります。
しかし配当金は目に見えます。
実際に口座へ入金される。
その体験が、
投資を続ける力になることがあります。
資産形成はマラソン
投資初心者は、
つい短期間で結果を求めてしまいます。
半年で100万円増やしたい。
1年で資産倍増したい。
すぐに成果が欲しい。
しかし現実は違います。
資産形成はマラソンです。
数か月ではなく、
数年。
数年ではなく、
数十年。
そのくらいの時間軸で考えるものです。
続けるために必要なこと
投資を続けるコツは意外とシンプルです。
完璧を目指さないこと。
毎月満額投資できなくてもいい。
含み損になってもいい。
資産が増えない時期があってもいい。
大切なのは、
市場から退場しないことです。
一番もったいない人
投資の世界で一番もったいないのは、
始めなかった人ではありません。
始めたのに途中でやめた人です。
なぜなら、
投資の果実は時間が経つほど大きくなるからです。
複利の力は後半になるほど強くなります。
途中でやめてしまうと、
その恩恵を受けられません。
まとめ
投資を始めることは大切です。
しかし本当に難しいのは、
続けることです。
退屈な時期。
下落する時期。
成果が見えない時期。
そうした時間を乗り越えた先に、
資産形成の成果があります。
投資は才能のゲームではありません。
継続のゲームです。
だからもし今、
資産が増えなくて不安になっているなら、
思い出してほしいことがあります。
成功している投資家も、
同じような時期を通ってきたということです。
そして、
その人たちが特別だったわけではありません。
ただ続けただけなのです。


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