投資や資産形成を始める前の私は、
給料日になると何か買いたくなっていました。
新しい服。
最新のガジェット。
コンビニで少し高めのスイーツ。
休日の衝動買い。
決して浪費家というわけではありませんでしたが、
お金は使うものだと思っていました。
しかし資産形成を始めて数年が経った今、
不思議なことがあります。
以前より収入は増えているのに、
欲しいものが減ったのです。
これは私だけではありません。
投資を続けている人の中には、
同じような変化を経験している人が少なくありません。
なぜそんなことが起こるのでしょうか。
節約とは少し違う
まず誤解してほしくないことがあります。
物欲が減ることと、
我慢することは違います。
資産形成を始めたばかりの頃は、
「お金を使わないようにしよう」
と考えがちです。
しかし長く続けている人ほど、
極端な節約はしていません。
むしろ、
使う価値があるものにはしっかり使っています。
変わるのは、
お金の使い方の基準です。
買い物の満足感が短いと気づく
新しいスマホを買う。
最初の数日は楽しい。
しかし数週間もすると慣れます。
高価な洋服も同じです。
購入直後は満足感があります。
ところが、
時間が経つと日常になります。
投資を始めると、
こうした経験を客観的に見るようになります。
お金の「機会損失」を考えるようになる
例えば3万円の買い物。
以前なら、
「欲しいから買う」
で終わっていました。
しかし投資を始めると、
別の考え方が生まれます。
「この3万円を投資したらどうなるだろう」
という視点です。
もちろん何でも我慢するわけではありません。
ただ、
使うか増やすかを比較するようになります。
本当に欲しいものが見えてくる
面白いことに、
物欲が減る代わりに、
本当に欲しいものが明確になります。
例えば、
時間。
健康。
家族との時間。
ストレスの少ない働き方。
こうしたものに価値を感じる人が増えます。
投資の目的はお金を増やすことですが、
結果として人生で大切なものを考えるきっかけにもなります。
見栄のための支出が減る
若い頃は、
他人の目を気にすることがあります。
高い時計。
ブランド品。
最新スマホ。
良い車。
しかし資産形成を続けると、
意外と他人は自分を見ていないことに気付きます。
そして、
見栄のための支出は満足度が低いことも分かってきます。
お金を使わなくなるのは危険?
一方で注意点もあります。
資産形成に夢中になりすぎると、
お金を使うこと自体が怖くなる人もいます。
これは本末転倒です。
資産形成は人生を豊かにする手段です。
人生を我慢するためのものではありません。
投資と消費のバランス
大切なのはバランスです。
将来のために投資する。
今の人生も楽しむ。
どちらか一方だけでは長続きしません。
例えば、
旅行。
趣味。
家族との思い出。
こうした支出は浪費ではなく、
人生への投資とも言えます。
オルカンを買うより大切なこと
人気の投資信託として、
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
があります。
もちろん優れた商品です。
しかし、
どの商品を買うか以上に重要なのは、
なぜ資産形成をするのかを考えることです。
目的が曖昧だと、
お金だけ増えても満足できません。
資産形成の本当の価値
資産形成を続けていて感じるのは、
お金そのものよりも、
選択肢が増えることの価値です。
転職できる。
休職できる。
副業に挑戦できる。
嫌な仕事を断れる。
こうした自由こそが、
資産形成の大きな魅力だと思います。
まとめ
資産形成を始めると、
物欲が減る人がいます。
それは我慢しているからではありません。
お金の価値や時間の価値を考えるようになるからです。
欲しいものが減る代わりに、
本当に大切なものが見えてきます。
ただし、
お金を使うことを恐れる必要はありません。
資産形成は人生を豊かにするための手段です。
将来への投資と今の楽しみ。
そのバランスを取りながら続けることが、
長期的な資産形成の成功につながるのではないでしょうか。

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