投資を始めると、多くの人が一度は気になる商品があります。
それがテーマ型投資信託です。
最近であれば、
- 半導体
- AI
- インド株
- ロボティクス
- 宇宙関連
- クリーンエネルギー
などが人気です。
SNSでは、
「オルカンより儲かった」
「1年で資産が倍になった」
という投稿を見かけることもあります。
すると、
「オルカンだけで本当にいいの?」
「テーマ型の方が効率よく増えるのでは?」
と考えてしまいます。
しかし、テーマ型投資には大きな魅力がある一方で、注意すべきポイントもあります。
今回はテーマ型投資信託の本質について解説します。
テーマ型投資信託とは?
テーマ型投資信託とは、
特定の成長分野に集中投資する商品です。
例えば半導体ファンドであれば、
半導体関連企業だけに投資します。
AIファンドであれば、
AI技術やデータセンター関連企業へ投資します。
つまり、
「将来伸びそうな分野に賭ける投資」
と言えます。
なぜ人気なのか
理由はシンプルです。
大きく儲かる可能性があるからです。
例えば半導体関連では、
AIブームの影響で大きく上昇したファンドもあります。
オルカンが年間10%上昇する中で、
半導体ファンドが30%以上上昇することも珍しくありません。
そのため、
短期間で資産を増やしたい人から注目されています。
テーマ型投資の落とし穴
しかし、良いことばかりではありません。
テーマ型投資は人気が集まった後に商品化されるケースが多いです。
つまり、
「話題になった頃には既に高値」
ということもあります。
実際、
過去にはクリーンエネルギー関連ファンドや中国関連ファンドが大きく下落したこともありました。
将来有望なテーマであっても、
株価が上がるとは限らないのです。
オルカンとの決定的な違い
オルカンは全世界株式に投資します。
約50か国以上、
数千社に分散投資しています。
一方でテーマ型投資信託は、
数十社程度に集中投資します。
つまり、
リターンも大きいですが、
リスクも大きいのです。
実際におすすめのテーマ型投資信託
ニッセイSOX指数インデックスファンド
半導体業界全体に投資できる人気ファンド。
半導体投資を始めるなら有力候補です。
公式サイト:
https://www.nam.co.jp/fundinfo/nsx/main.html
iFreeNEXT NASDAQ半導体株インデックス
AI需要の恩恵を受けやすいファンド。
値動きは大きめですが成長性も高いです。
公式サイト:
https://www.daiwa-am.co.jp/funds/detail/3418/detail_top.html
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
テーマ型ではありませんが比較対象として重要です。
世界全体へ分散投資できます。
公式サイト:
https://emaxis.jp/fund/253425.html
私ならどう組み合わせるか
もし100万円を投資するなら、
オルカン80万円
半導体投資信託20万円
です。
なぜなら、
資産形成の土台は分散投資だからです。
テーマ型投資は魅力的ですが、
未来を確実に予測することは誰にもできません。
そのため、
土台はオルカン。
成長加速用にテーマ型。
という考え方が合理的です。
オルカンだけでも十分な理由
実はオルカンにも半導体企業が含まれています。
NVIDIAも入っています。
Microsoftも入っています。
Appleも入っています。
つまり、
世界経済が成長すれば、
オルカンも恩恵を受けます。
投資初心者であれば、
無理にテーマ型へ手を出さなくても十分です。
まとめ
テーマ型投資信託は大きなリターンを狙える魅力があります。
しかしその反面、
値動きも大きくなります。
長期投資を前提とするなら、
まずはオルカンやS&P500で資産形成の土台を作ることが重要です。
その上で、
資産の10〜20%程度をテーマ型投資信託に振り向けるのが現実的でしょう。
投資で成功するために大切なのは、
一発当てることではなく、
長く市場に居続けることです。
テーマ型投資はその補助輪として活用するのがおすすめです。

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